☆SOD factory☆
 名画の休憩
イレーヌ♪

SODfactory美術館



名画の休息
イレーヌ(可愛いイレーヌ)

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ピエール・オーギュスト・ルノワール(1841〜1919年)
チューリッヒ美術館所蔵
1880年の作品です。


1860年にパリ市に編入されたばかりのモンマルトル。
陶器の絵付け工などの仕事をしていたルノワールは
1862年に美術学校に入り、
陽気な日常生活や花
裸婦や子供たち等、
「生きてるって素晴らし〜♪」絵
を描き続けました。
ファッションに人一倍敏感で
「服を見れば何年の作品かわかる」
ってほどの
「モードの画家」
でもあったよーです。
印象派展には4回出品しています。

第一回印象派展に「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を出品し、
はじめて高い評価をうけました。

 んーが!

その後も絵はあまり売れず貧乏! (;_;)
困って
結局、1879年に王立美術アカデミー主催の 「サロン」への復帰しました。
「シャンパンティエ夫人の肖像画」
が大評判となり、
パリに住む富豪のユダヤ人銀行家
「カーン・ダンヴェール」が、3姉妹の肖像画を依頼しました。
当時8才だったイレーヌ
の肖像画
をダンベール家の庭で描き、
その年のサロン展で入選☆
「美し〜♪」と大好評!

傑作として歴史に名を残すことになりました♪

 なのに!

「傑作かもしれんけど
 嫌い!」

イレーヌの両親は
古典的で重厚な絵画
を好んでいたため、
印象派の手法は
気に入りませんでした。

でも
まー、
「傑作」とか「入選」に惑わされてないのは
見習いたいもんです。

ってな訳で、
イレーヌ妹達は「2人で1枚」となり、
代金も1人分マイナスで
しかも
支払いもなかなかされませんでした。
 「あいつらの注文は受けん!」
評価ほどの収入がないルノワールさん
トホホ(;_;)。

そんな
最も美しい肖像画の一枚とも称される『可愛いイレーヌ』みたいだがや♪
って雰囲気の大人の女性の画像
からイメージしてアレンジして描きました。
成長したイレーヌ。

東洋人だけど(笑)


傑作なのに気に入られん
「可愛いイレーヌ」はそれから...

「イレーヌ」
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 2022年 195×267

     

参考文献 : 週刊グレートアーティスト
    :日本経済新聞
    :MJUTERIUM MAGAZINE
    :ウィキペディア


それから
長女が持ってたけど
ナチスに盗られ、
戦後イレーヌへ返還されたのに
3年後の1949年に競売へ!
印象派コレクター
エミール・ゲオルク・ビュールレが落札して
「ビュールレ・コレクション」となりました。

旧ビュールレ邸が美術館に変わり展示されていましたが、
2008年には国際的窃盗団による美術品強奪事件発生!
イレーヌは無事だったけど、
一般公開を規制し始め2015年には美術館を閉館。
ビュールレ・コレクションは
チューリッヒ美術館の新館へ2020年に移管
されました。

あっち行ったりこっちへ行ったり。
本人も
貴族と結婚して離婚して結婚して
1963年に91才で人生の幕を閉じました。
本人も絵も
激動のイレーヌ。
チューリッヒで安住できると
いーですね
イーレスね
イーレヌね
イレーヌね

 ぎやふん(;_;)



 
 

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