☆SOD factory☆
 名画の休憩〜日本橋演芸♪

SODfactory美術館



名画の休息〜日本橋演芸

歌川広重(1797〜1858年)
「東海通五拾三次」の1枚
1833年頃の作品です。
ご購入はこちら♪

浮世絵は、
挿絵が1枚の絵として独立したもの

が始まりでした。
京都では
そーしたことがなく、
江戸独自の文化です。

初めは
役者や芸者などの「人物画」で人気
だったけど、
天保の改革の頃に
規制が強まったのと、
十返舎一九の「東海通中膝栗毛」から
旅ブームが起こった
ことで、
「名所の風景画」が人気になりました。
そんな中で出されたのが
歌川広重の「東海通五拾三次」。
葛飾北斎の冨嶽三十六景に触発されて
表現法の幅を広げたていた広重。
庶民の旅への憧れである
名所のイメージを崩さずに、
 より情趣豊かに描いた

もんで
大ヒット!!
版元である保模永堂は、
小規模ながら一躍有名になりました。

広重や北斎が
描いたことにより名物になったもの
もあるし、
金を出して描いてもらった
もありました。
ネットやTV広告の元祖
 みたいっすかね?

花鳥画なども得意な広重
ですが、
東海通を題材にした連作を
生涯に20種以上制作
しました。
その中で特に有名なのが
この「東海道五拾三次」です。
江戸から終着地の京都三条大橋まで
126里(約500km)の東海道
起点である日本橋
シリーズの巻頭を飾るにふさわしーですね♪


江戸で一番賑わっている
早朝の日本橋の活気。
参勤交代の大名行列が
朝早く江戸を出発する様子
が描かれています。

って、
先頭は
 皿回しとジャグリング
やっとるがや!
っあ。
失敗した。
 魚河岸から仕入れて
行商に行く中にひとり、
何をしとる?邪魔!
 「このはしわたるべからず」
それ、
京都だし
平安時代だし〜!

 
●東海道五拾三次の外〜日本橋演芸
2017年 195×267mm
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北斎70代広重30代。
よく比較される二人ですが、
日本からの輸入陶磁器の「緩衝材」に
二人の浮世絵もあり、
フランスのジャポニズムのきっかけ
となりました。




参考文献:永谷園のお茶漬けカード       
     サライ2009年7月2日号        
     東京国立博物館ホームページ     
   


 
 

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